全国水道週間に合わせ、八戸圏域水道企業団は４日、八戸市の同企業団本庁舎などで「水道フェスタ」を開いた。ステージイベントや浄水場の見学などを通して、訪れた多くの家族連れや子どもたちが水に親しんだ。

　水道事業についての理解と関心を高めてもらうとともに、地域活性化を目指して開催。新型コロナウイルスの影響で４年ぶりとなった。

　来場者は、水道管を使った水鉄砲作りや、八戸圏域７市町で飲まれている三つの水源の水飲み比べなどを楽しんだほか、白山浄水場の見学では、急速ろ過池や水処理試験室を見て回った。

　ステージでは、市立白山台中の吹奏楽部による演奏や、シンガー・ソングライター桜田マコトさんのライブなども行われた。

　町畑小３年の下平栞奈さん（８）は「水鉄砲は簡単に作れて楽しかった。水は好きなので大切に使いたい」と笑顔だった。

　この日は、ポスターやフォトコンテストの入賞者の表彰も実施した。