Free旅鳥、岩場で羽休め きょうから愛鳥週間
10~16日は愛鳥週間。「バードウィーク」とも呼ばれ、野鳥の動きが活発になる。
9日、八戸市のマリエント付近の水辺に姿を見せたのは、キアシシギやキョウジョシギ。潮位が低かったこともあり、岩場で盛んに餌となる昆虫や貝類などをついばんでいた。
キアシシギは旅鳥。繁殖地のカムチャツカやアラスカ周辺と、越冬地のオーストラリアや東南アジア周辺を往復する。その途中、日本でしばし羽を休めるのだという。
八戸野鳥の会の三戸貞夫さん(69)は「今は多くの鳥たちが見られる季節だが、野山の鳥にしてみれば繁殖の真っ最中。近づきすぎず、温かく見守ってほしい」と呼びかける。