アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」や映画「シン・ゴジラ」など数々の話題作を手掛ける庵野秀明氏の企画展が２２日から、青森市の青森県立美術館で開催される。庵野氏の創作活動の秘密に迫る内容で、映像や巨大フィギュア、絵コンテ、原画などを通して、映像作品の魅力に触れることができる。７月１７日まで。

　青森放送などが主催。東北・北海道地区での開催は初めて。「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」など、庵野氏の創作活動に影響を与えた作品資料からはじまり、「シン・エヴァンゲリオン」などヒット作を生み出すまでの過程をたどる資料やジオラマなどを展示している。

　現在、各地の映画館で上映中の「シン・仮面ライダー」などの特撮に関する映像やフィギュアも並び、庵野氏の創作に懸ける情熱が伝わってくる内容となっている。

　２１日は会場でオープニングセレモニーと内覧会が開かれ、関係者らが一足先に庵野氏の世界を堪能した。

　時間は午前９時半から午後５時まで（最終入場午後４時半）。第２、第４月曜は休館。観覧料は税込みで一般・大学生１７００円、中学生・高校生１３００円、小学生以下は無料。