Free朝のニュースダイジェスト(4月20日)
【道の駅「いわて北三陸」がオープン】
久慈市、洋野町、野田村、普代村の久慈地域4市町村が連携して、三陸沿岸道路久慈北インターチェンジ(IC)近くの同市夏井町に整備した道の駅「いわて北三陸」が19日、開業した。久慈地域の新たな観光拠点として、三陸道の利用者らに地域の魅力や地場産品などを発信しながら、地域経済の活性化や交流人口の拡大を目指す。
【八戸にドーナツとシェークの専門店】
米国・ハワイで定番のドーナツ「マラサダ」とシェークの専門店「KOKO.(ココ)」が22日、八戸市下長1丁目にオープンする。同店によると、マラサダの専門店は東北で初という。サクッとした食感とふわふわ感が味わえる。
【八戸市議選の争点と市政の課題は】
23日投開票の八戸市議選は、2021年の八戸市長選で初当選した熊谷雄一市長の就任後初の改選となる。16年ぶりの市長交代で市政には変化が見え始めた一方、中心街の空洞化や八戸港の水揚げ不振といった難題が積み重なる。熊谷市長が推進する「子どもファースト」などの政策の評価は、論戦が繰り広げられる選挙戦の争点だ。新たな局面に入った市政の課題を考える。
【六戸町の5人死亡火災から1週間】
六戸町犬落瀬、左官業男性方で5人が死亡した火災は、20日で発生から1週間となった。青森県警は、火災後に連絡が取れなくなった親族男性が放火した可能性を視野に捜査。焼け跡から見つかった、住人以外の男性遺体が親族とみて身元の特定を急ぐ。燃え方の激しさから、現場検証は難航を極めた。全容解明の鍵を握るとみられる親族の話が聞けない中、残された証拠や関係者の証言を積み重ね、真相にどこまで迫れるかが焦点だ。
【トゲクリガニ漁が最盛期】
青森県内で春の味覚として親しまれているトゲクリガニ漁が最盛期を迎えている。野辺地町の漁港では19日早朝、降雨の中で水揚げを終えた漁船が次々に到着し、漁師らが浜小屋で、刺し網にかかったカニを外す作業に追われた。陸奥湾東岸では今期、海底にたまったイワシの死骸がしけによって浮遊して網に引っかかるケースが多く見られ、日や場所を選びながらの漁が続いているという。