Free素朴で温かみある人形ずらり 宮竹さん、はっちで作品展/八戸

多彩な表情の人形に見入る来場者
多彩な表情の人形に見入る来場者

北海道旭川市の人形作家、宮竹眞澄さん(73)の作品展「心のふる里人形展」が19日、八戸市の「はっち」で始まった。素朴で温かみのある人形たちが来場者を迎えている。23日まで。

 宮竹さんは40年ほど前から人形制作を開始。2008年からは全国で巡回展を開催しており、同市内での実施は2回目。

 人形は粘土製で、水彩絵の具で繊細に彩色。多彩な表情をしており、昭和の日本の懐かしい風景も重なる。

 今回は計44点を展示。コロナ禍から、マスクを外しても良くなった現状を喜ぶ「マスクを外して」など9点が22、23年の新作だという。来場者は笑顔で作品に見入っていた。

 宮竹さんは「笑顔で明るい作品で元気を出してほしい。ぜひ会いに来て」とアピールしている。

 入場料は一般500円、高校・大学生300円、小中学生100円。時間は午前10時~午後5時。

 
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