Free八戸北高で新入生歓迎黒板アート制作

新1年生を感激させた黒板アート
新1年生を感激させた黒板アート

青森県立八戸北高で7日、新入生を歓迎する黒板アートが披露された。1年生6クラスの教室と選択教室の計7教室の黒板に、人気漫画のキャラクターがチョークで緻密かつ表現豊かに描かれ、新入生を喜ばせた。

 同校では昨年、2、3年生による新入生歓迎黒板アートを初制作しており、今年で2回目。昨年は顧問主導で実施したが、今年は生徒自ら声を上げ、美術部の2、3年生と有志計14人で制作した。7教室それぞれで違う作品を描き、作中のせりふを引用して、新入生に送りたいメッセージを添えた。

 プロジェクトリーダーの3年鎌田菜穂さん(17)は「黒板アートは人生で初めてで、(描く)人が集まるのかも不安だったが、みんなで完成させることができて良かった」と話した。

 昨年映画公開で話題になった「スラムダンク」の主人公が描かれた黒板を見た1年の大久保昊槻さん(15)は、「汗の感じやユニホーム、色合いがリアルですごい。映画を見たくなった」と感激した様子だった。

 
お気に入り登録