Free朝のニュースダイジェスト(4月8日)

【どうなる?投票率】
 最終盤に突入した青森県議選で、各陣営が投票率の行方に気をもんでいる。投票率は11回連続で下がり続けており、前回2019年は初めて50%を割り込んだ。各陣営からは、20年ぶりに県政のリーダーが交代する6月の県知事選に注目が集まるあまり、県議選がかすんでいるとの見方も。投票率が低い若年層や、無党派層の掘り起こしに力を入れるが「前回より下がる」と懸念する声も聞かれる。

 【脱マスクに歓迎の声】
 マスクを巡る文部科学省のルール見直しに伴い、新学期から小中高校の児童生徒や職員らの学校での着用が原則不要となった。児童生徒や学校関係者は“脱マスク”によって素顔で交流できることに歓迎の声を上げ、コロナ禍で停滞していた行事の再開などに期待を寄せる。一方で、3年間で定着した習慣と感染への脅威から「着用」を選択する子どもも一定数いるのが現状だ。学校現場は着脱の有無が子ども同士の差別や偏見につながらないように腐心している。

 【早くも桜の便り】
 青森県内に7日、早くも桜の便りが届いた。ここ数日の陽気で、膨らみを増したつぼみが一気にほころび、八戸市では既に春らんまん。青森地方気象台は観測史上最も早く、青森市の開花を発表し、十和田市の官庁街通りでも開花が宣言された。草木が色づき、県内はいよいよ春本番を迎える。

 【ハチカ導入1年、徐々に普及】
 八戸圏域の路線バスの運賃などを支払う地域連携ICカード「ハチカ」は、昨年2月の導入から1年余が経過した。八戸市のまとめによると、2月末時点の発行枚数は3万4318枚。さらにSuica(スイカ)を含む交通系ICカード利用率は、1月の調査で約75%に上り、キャッシュレス決済が普及している状況がうかがえる。

 【佐井・牛滝小が再開】
 2019年度から休校していた佐井村立牛滝小が児童2人の転入によって本年度、再開された。青森県教委によると、1989年度以降、県内で2年以上休校した小中学校の再開は初めて。

 
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