Freeユーチューバー常駐を 五戸中心街活性化へアイデア披露 東北メディカル学院

若宮佳一町長(左)に提言書を手渡す池田里菜さん(中央)と鈴木明香里さん
若宮佳一町長(左)に提言書を手渡す池田里菜さん(中央)と鈴木明香里さん

五戸町の東北メディカル学院(佐藤都留雄学院長)は3月31日、学生が考えた中心街活性化構想を取りまとめ、町に提出した。歩いて楽しい街路空間を整備する「ウオーカブル構想」や廃校の利活用について、学生たちが斬新なアイデアを披露した。

 同学院では1年生を対象とした法学の授業で、若宮佳一町長や町職員らが交代で講師を務めている。報告書は、期末試験で町の課題解決策を考える問題が出された法学と経済学の授業成果をまとめた。

 この日は2022年度の受講生56人を代表して、池田里菜さん(作業療法学科)と鈴木明香里さん(理学療法学科)の2人が町役場を訪ね、若宮町長に報告書を手渡した。ウオーカブル構想の説明では、池田さんは町が運営するケーブルテレビ「五戸ちゃんねる」の配信用スタジオを用意し、ユーチューバーを常駐させることを提言。鈴木さんは車道を狭くする代わりに歩道を広げ、イベントや出店などをしやすくする案を述べた。

 若宮町長は「素晴らしいアイデアばかり。今後の町づくりに反映させていきたい」と語った。

 
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