八戸市のバトンチーム「Ａｒｉｅｓ（アリエス）」が２５日から静岡県浜松市で開かれる第４８回全日本バトントワーリング選手権大会と第４回全日本バトントワーリングジュニア選手権大会に出場する。メンバーが１７日、市庁を訪れ、熊谷雄一市長に出場の喜びを報告するとともに力いっぱい演技することを誓った。

　大会はともに日本バトン協会の主催。ジュニアは小学１年から高校１年が対象となる。昨年７月に開かれた東北支部大会で優秀な成績を残した、同チームの計１４人が全国大会の切符を手にした。

　このうち、八戸学院大短期大学部１年の古川優妃さん、青森県立八戸工業高２年の青木帆香さん、八戸工大二高１年の小林瑠依さん、市立市川中２年の吉田優杏さんはＩＢＴＦ世界バトントワーリング選手権大会の日本代表選考会にも出場する。

　同日は、メンバーとアリエス代表の小笠原祐子さん、県バトン協会の清野耕司会長が訪問。選手一人一人が「ノードロップで演技する」「笑顔で頑張る」「絶対に諦めない」などと抱負を述べた。熊谷市長は「これまで培ってきたものを出し切ってほしい」と激励した。

　青木さんは「自分らしい演技をしてきたい」と笑顔。小林さんは「初めての日本代表選考会。全てを出し切ってくる」と力を込めた。