青森県内の多くの小学校で１７日、卒業式が行われた。卒業生は保護者や教員らへの感謝の気持ちを胸に６年間過ごした学びやを巣立った。

　県教委によると、同日は約７割に当たる１８３校で卒業式を挙行した。このうち三沢市立おおぞら小（佐藤修校長）では、卒業生１３人が門出の日を迎えた。全国的にマスク着用が緩和されたのを受け、卒業生はマスクを外して式に臨んだ。

　一人一人に卒業証書を手渡した佐藤校長は「中学校では新たなつながりが生まれ、多くを学ぶ。苦しみや悩みと出会うこともあるだろうが、一歩一歩、足元を見つめて勇気を持って進んでほしい」とはなむけの言葉を贈った。

　全校児童で行った呼びかけでは、６年間の学校生活の思い出を振り返りつつ、合唱や校歌を斉唱。卒業生は新年度からの中学校生活を期待し、胸を膨らませていた。

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