デーリー東北新聞社は２５日、八戸市の本社６階メディアホールで、第８回「コラムに挑戦『私の天鐘』」の表彰式を開いた。最優秀賞などに輝いた受賞者をたたえ、表彰状を贈った。

　私の天鐘は日常生活で感じたり、考えたりしたことを、本紙１面掲載のコラム「天鐘」と同じスタイルで自由に書いてもらう企画。今回は、大学生を含む一般の部、高校生の部、小・中学生の部の３部門に計２７６点の応募があった。

　最優秀賞に輝いたのは、一般の部が八戸市の品田郁夫さん、高校生の部が八戸工大二高１年の早坂七穗さん、小・中学生の部が八戸市立小中野中２年の佐々木広大さん。

　表彰式は４年ぶりに開かれ、最優秀賞、優秀賞、佳作の受賞者１６人のうち、１４人が出席。荒瀬潔社長が「自身の主観を表すコラムは自分を書くことに等しい。皆さんの作品は心に染みる素晴らしい作品ばかりだった」と述べ、一人一人に表彰状を手渡した。

　川口桂子論説委員長が「どの作品も借り物の言葉ではなく、飾らない自分の言葉で書かれていた。題材は日常にあふれているので、これからも書き続けてほしい」と総評。

　品田さんは取材に「思っていた以上の評価を頂いた。これからも機会があれば書いてみたい」と喜びを語った。