Free定期便の早期再開、働き掛けへ 青森―ソウル線、ミッション団出発
青森―ソウル(仁川=インチョン=)線の定期便早期再開を働きかけるため、青森県職員らで構成するミッション団(団長・東直樹県企画政策部長)が23日、ソウル市に向けて青森空港を出発した。一行は26日まで、運航会社の大韓航空や旅行会社を訪問し、路線の利活用策などで意見交換する。東団長は定期便再開の時期について「夏休みで旅行需要が高まる7、8月ごろを目指したい」との意向を明らかにした。
定期便は新型コロナウイルスの影響で2020年3月から運休。大韓航空は231月下旬から需要を調べるチャーター便を運航している。
ミッション団は県や県観光国際交流機構、金融機関などの25人で構成。出発式で東団長は「定期便再開に向けては(青森県から韓国を訪れる)アウトバウンドの需要を高めるのも重要。現在の韓国の魅力を県民に伝えられるよう、情報収集や意見交換をしてきたい」と強調した。
ミッション団は県と韓国の利用者が一つの機体を往復で活用する「2WAY」方式で訪韓。1月のチャーター便以降、青森からの利用者を対象にした運航は今回が初めてとなる。