Free野田小にプロジェクター寄贈 岩手銀、晴山石材建設の私募債活用

野田小にプロジェクターを贈った髙橋秀支店長(左)と晴山克身代表取締役(左から2人目)
野田小にプロジェクターを贈った髙橋秀支店長(左)と晴山克身代表取締役(左から2人目)

岩手銀行(岩山徹頭取)は16日、いわぎんSDGs私募債(寄付貢献型私募債)の発行手数料の一部を利用し、野田村立野田小(佐藤隆司校長)にプロジェクター1台(約30万円相当)を寄贈した。私募債は同村の晴山石材建設(晴山克身代表取締役)が2022年12月26日に発行した。

 寄贈式は野田小体育館で開かれ、全校児童190人が参加。新しいプロジェクターの前で、学校側に目録が手渡された。

 岩手銀行野田支店の髙橋秀支店長は「SDGsに興味を持ち、世の中や未来のために行動してほしい」とあいさつ。野田小卒業生の晴山代表は「勉強、運動、遊びに一生懸命頑張ってください」と後輩たちにエールを送った。

 寄贈を受け、佐藤校長は「勉強や発表会などで活用したい」と述べ、謝意を示した。式後、機器を使って道徳の授業が行われた。

 取材に対し、児童会長の澤里春乃さん(6年)は「先輩から立派なプロジェクターを贈ってもらい、とてもうれしい」と笑顔を見せた。

 
お気に入り登録