Freeマダラなど伸び底引き網漁好調/八戸港1月水揚げ

八戸市水産事務所は10日、1月の八戸港の水揚げ実績をまとめた。数量は780トン(前年同月比12%増)、金額は2億8426万円(25%増)で、いずれも前年を上回ったものの、過去10年では数量、金額共に下から4番目の水準となっている。

 漁業別で見ると、機船底引き網漁では、主力の中型船でマダラやサメの漁獲量が伸びた。全体では数量467トン(16%増)、金額1億4853万円(41%増)だった。

 イカ釣り漁では、小型船の近海イカ、中型船の船凍スルメイカと船凍ムラサキイカの水揚げがあったが、数量は41トンで2割減。一方、品薄感から単価は上がり、金額は5414万円(36%増)だった。

 大中型巻き網船は前年同様、水揚げがなかった。

 
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