Free渡辺、廣谷弾ける笑顔 青森4位入賞 フィギュア成年女子/八戸国体
特別国体冬季スケート・アイスホッケー競技会「未来へつなぐ八戸国体」は31日、八戸市内で2競技が行われた。フィギュア成年女子では、3月の世界選手権に出場する渡辺倫果(青森山田高―法大)がフリーで会心の演技を見せ、個人2位と健闘。青森の都道府県対抗4位入賞に貢献した。
渡辺はフリーで17番目に登場。冒頭の3回転半ジャンプを成功させて勢いに乗ると、その後の3回転―3回転のコンビネーションジャンプなどでも加点を引き出し、詰めかけた観客を魅了した。8位だった前日のショートプログラムから躍進し、北京五輪銅メダルの坂本花織(兵庫・神戸学院大)に次ぐ2位となった。
同じ青森県代表の廣谷帆香(工大一高―岩手大)も個人順位を上げ、2人の合計順位で決まる都道府県対抗成績では、青森成年女子として2004年の八戸国体(5位)を上回った。
スピードでは、国体初出場の石岡文那(下長中)が少年女子500メートルで6位入賞を果たした。