Free週間ダイジェスト(12月25~30日)
▽本八戸駅前バイパス開通
八戸市内丸地区のJR本八戸駅周辺で、青森県が整備を進めてきた「都市計画道路3・5・1沼館三日町線」は25日、付け替え道路(バイパス)が供用開始した。1936年の計画決定から86年を経て、沼館地区と市中心街が直線道路で結ばれた。
▽青森県南15市町村、法定率届かず
青森労働局は26日、青森県内市町村や民間企業などの2022年障害者雇用状況の集計結果(6月1日現在)を公表した。県南地方21市町村のうち、むつ市や五戸町など15市町村が法定雇用率2・6%に届かなかった。未達成は21年に比べて1自治体減少したが、依然として低水準が続いている。
▽地域密着掲げ100周年
青い森信用金庫(本店・八戸市)は27日、創立100周年を迎えた。八戸信金の前身である「八戸鍛冶町信用組合」を源流とし、青森県内の信金との合併を経て、地域の中小企業・小規模事業者を支えてきた。金融業界を取り巻く環境が厳しさを増す中、同信金は地域密着の金融サービスをさらに強化する方針を示す。
▽達増氏、5選出馬へ
2023年9月10日の任期満了に伴う岩手県知事選で、現職の達増拓也氏(58)が5選出馬の意向を固めたことが27日、関係者への取材で分かった。本人は態度を明らかにしていないものの周囲に意欲を伝えており、年明け以降にも正式表明するとみられる。
▽8年連続5万本超
2022年の八戸港のコンテナ貨物取扱量(20フィート換算、空コンテナ含む)が5万1千本台となり、8年連続で5万本台を達成する見込みであることが28日、港湾関係者への取材で分かった。輸出が大きく伸び悩み、全体では1割程度の減少となった。
▽八戸港、75年ぶりの記録的不漁
2022年の八戸港の水揚げ数量は前年比35%減の2万8876トンで、75年ぶりに3万トンを下回った。資源の減少や海洋環境の変化を背景に、同港の主力であるサバ、イカ、イワシの3魚種全てが振るわず、終盤はしけにも苦しみ、記録的な不漁となった。
▽防疫措置完了
青森県は30日、高病原性鳥インフルエンザが発生した三沢市の養鶏場の消毒作業を終え、防疫措置を完了したと発表した。今後の検査で異常がなければ、周辺農場の鶏の移動・搬出制限区域を順次解除する。順調にいけば、1月21日午前0時をもって全国最大規模の鳥インフルが終息する。