青森県内の多くの小中学校で２３日、２学期の終業式が行われた。子どもたちは勉強や運動に打ち込んだ学校生活を振り返り、クリスマスやお正月などイベント満載の冬休みに期待を膨らませた。

　八戸市立城下小では、全校児童が体育館に集合。木村朋子校長が各学年の２学期の成果を発表し、「自分の成長を喜ぶとともに周囲に感謝しよう。充実した冬休みを過ごして」と呼びかけた。

　２年２組の教室では、交通事故への注意や、自宅で手伝いをするなど休み期間中のルールを確認。担任が「守れますか」と声をかけると、児童は「はい」と手を挙げ元気に誓った。

　廣田紗枝さん（８）は「雪が降ったら、お母さんとかまくらを作りたい」と心を躍らせていた。

　県教委によると、この日は県内小学校の６５％、中学校８５％で終業式を実施。三八地域の多くでは、来年１月１３日に３学期が始まる。