八戸市を拠点に飲食事業を展開する金剛グループ（大久保圭一郎代表）の「割烹（かっぽう）金剛」は１９日、同市のラピア内に設置した自動販売機で、年末年始向け料理の販売を開始した。調理した吉次（キンキン）の煮付けや黒豆の蜜煮など８品を、専用の液体凍結機で急速冷凍。解凍後はできたてと変わらぬ味が楽しめるとあり、買い物客の注目を集めている。

　液体凍結は、調理後すぐに料理を冷凍し、品質を維持したまま保存できる新しい冷凍技術。金剛は昨年導入し、これまで八戸前沖ふぐの刺し身や会席料理を冷凍し販売してきた。

　今回は、料理７品とスイーツ１品を販売。価格は各７００～２５００円（税込み）で、来年１月１０日ごろまで販売する予定。

　同社企画販促担当の熊谷真衣チーフは「割烹料理人が作る本格的な味を、家庭で気軽に味わってみてほしい」とＰＲした。

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