10月4日朝、けたたましい警報音が鳴り響き青森県内に緊張が走った。北朝鮮が発射したミサイルが青森県付近の上空を通過した。太平洋に落下したと見られ、県内や漁船に被害は確認されなかった。

　発射の情報や政府による避難呼びかけがあったのは、子どもたちの登校の時間帯。どのようにして小さな命を守るかという課題も浮き彫りになった。

　また、県内を含む一部の地域で全国瞬時警報システム(Jアラート)の情報伝達に支障も発生。住民の不安を煽った。

　北朝鮮はその後もミサイル発射を繰り返した。緊張を高め、平和を脅かす挑発行為が止む気配はない。

【その時とそれから】

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• ▼ 青森県内漁業者、度重なる発射に憤慨(11月18日)
• ▼ 青森県「速く正確な伝達を」　政府Ｊアラート改善検討受け(11月5日)
• ▼ 北朝鮮ミサイル、青森県内の被害なし(11月3日)
• ▼ 被害想定示し危機感共有を／青中大の大泉教授(10月5日)
• ▼ 登校時間帯にアラート　子どもの安全確保に課題(10月5日)
• ▼ 「対応しようがない」　青森県内、戸惑いや不安の声(10月5日)
• ▼ 青森県内は被害なし　三村知事「断じて容認できない」(10月5日)
• ▼ 漁船関係も被害なし、危機対策本部を設置／青森県(10月4日)