Free朝のニュースダイジェスト(12月15日)

【後発地震注意情報、16日運用開始】
 国の「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の運用が16日に始まる。強い地震の後、続いて発生する可能性がある巨大地震への注意を呼びかける新たな制度だが、事前避難は住民の判断に委ねられ、自主避難者への対応が課題の一つ。北奥羽地方の市町村は検討中を除き、必要に応じて避難所を開設する意向を示す。

 【岩手県、インフル流行期入り】
 岩手県は14日、県内全域がインフルエンザの流行期に入ったと発表した。流行期入りは2019年10月以来。

 【2019年12月期以来、DIプラスに】
 日本銀行青森支店は14日、青森県内の12月期の企業短期経済観測(短観)を発表した。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は2で、前期(9月期)と比較して4ポイント上昇し、3期連続で改善した。全体のDIがプラスになるのは新型コロナ発生前の2019年12月期以来。

 【全国最大規模の鳥インフルか】
 青森県は14日、三沢市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生したと発表。簡易検査で陽性が確認された。農場では採卵鶏約137万羽を飼育、遺伝子検査でも陽性が確認されれば全羽を殺処分する。殺処分数としては全国で過去最大規模で、作業には1カ月程度かかる見通し。

 【資源減で今季のナマコ漁中止】
 横浜町漁協は14日、資源減少のため、今季のナマコ漁の中止を決めたことを明らかにした。近年は磯焼けやヒトデの増加で、稚ナマコが増えず資源が減少。町漁協によると、中止は初めて。

 
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