Free【月間Dash】東北大会目指し練習の日々/十和田ジュニアハンドボールクラブ

十和田ジュニアハンドボールクラブ
十和田ジュニアハンドボールクラブ

十和田市内を中心とした小学1~6年生54人が所属。男子は8月4~7日に京都府京田辺市で行われた全国大会に3年ぶりの出場を果たし、悲願の1勝を達成した。今秋は男女そろっての東北大会出場を目指し、精力的に汗を流している。

 クラブは2006年の設立で、現在は市総合体育センターを拠点に週1~3回活動。チームスローガンは、ハンドボールだけに「全力送球」だ。

 本年度の男子は、体格に恵まれた運動量の豊富な6年生がそろい、今年6月の全国小学生大会青森県予選で2度目の優勝を飾った。

 全国大会1回戦ではイズミメイプルレッズジュニア(広島)を相手に、前半は2点のビハインドを背負ったものの、後半は粘り強さを発揮し、15―14で鮮やかに逆転勝ち。ヴィアティン三重(三重)との同2回戦は17―21で敗れたが、後半に限れば10―9と、メンバーは大舞台で意地を見せた。

 主将の甲地璃空(十和田東6年)は「暑さ対策をやっていった成果を出せた。初戦で逆転勝ちできたのは、めっちゃうれしかった」と声を弾ませた。来年度の主力となる塩沢翼(十和田西5年)は「全国大会で1勝できた経験は大きい。基本練習をもっとしっかりやって、来年はもっといい成績を目指す」と飛躍を誓った。

 女子は6月の県予選で敗れたが、男子の活躍が刺激になっている様子。今後も2月にかけて6年生も出場可能な県大会、東北大会が控えており、主将の前山佳緒(十和田南6年)は「チームワークの良さを発揮し、東北大会出場を目指して頑張る」と巻き返しに燃えていた。

 
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