Free新たな門でお出迎え 屋台村「みろく横丁」20年/八戸
八戸市中心街にある八戸屋台村「みろく横丁」の三日町側の門が新しくなった。オープン20年の節目に合わせてリニューアル。柱には、直径約80センチ、樹齢約350年の青森ヒバを活用した。青森県南地方の各酒蔵のたるや、杉玉が飾られた豪華な門構えで、市民や観光客らを出迎えている。
運営会社のみろく横丁(久保裕史代表)が今春に建て替えを決定。同市の照井・創庵一級建築士事務所が設計した。赤穂工務店が工事を手がけ、9月29日に完成した。
高さ約4メートルの迫力のある門は、来街者の新たな写真撮影スポットにも。中心街で新型コロナウイルスの影響が尾を引く中、関係者は門の新設を機とした、にぎわいの復活に期待を寄せる。
赤穂工務店の赤穂一夫会長は「ヒバの活用で耐久性は増した。これからも多くの人を見守る門になってほしい」と願いを込める。
久保代表は「新型コロナの拡大で厳しい状況が続いているが、今回をきっかけに新たな気持ちでテナントと共に頑張りたい」と意気込んだ。