Free漁船関係も被害なし、危機対策本部を設置/青森県
青森県は4日、北朝鮮のミサイル発射を受け、同日午前7時43分に危機対策本部(本部長・三村申吾知事)を設置した。県危機管理局によると、警察や航行中の船舶を通じて情報収集を進めており、午前8時現在、漁船関係を含め、被害は確認されていない。ミサイル発射当時、県内の漁協などに所属する漁船が太平洋側で4隻、日本海側で20隻航行中だった。
六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場や東通村の東北電力東通原発でも異常は確認されていない。
また、JR東日本青森支店などによると、安全確認のため、八戸線や青い森鉄道に遅れが出た。既に運転を再開している。
北朝鮮から発射されたミサイルが北海道、青森県の上空を通過したのは、2017年9月以来。