Free書の持つ楽しさ感じて 俊文書道会、ラピアで発表会
八戸市のボランティア書道教室・俊文書道会(西里俊文代表)の「書の発表会」が17日、同市のラピアで始まった。会員33人が思い思いに書き上げた作品39点を展示。西里代表は「書の楽しさを感じてほしい」とPRしている。18日まで。
障害がある人や健常者が共に学ぶ同書道会。昨年は新型コロナウイルスの影響で発表会を中止し、開催は2年ぶり。
はがきサイズから縦約10メートルの大型の作品までさまざま。各自が好きな言葉や俳句などを伸び伸びと表現しており、買い物客らが足を止めて見入った。
青森県立八戸高等支援学校1年の松舘舞奈さん(16)は大きな紙に「祭」とダイナミックに書いた。「お祭りの雰囲気が伝わればと思った。墨のしぶきに注目してほしい」と語った。
10月1~10日は、藤崎町の「常盤ふるさと資料館あすか」でも発表会を行う。