Free「農業男子カード」で生産者身近に 青森県農協、県産米の消費拡大狙う
青森県産米のファンを増やそうと、県農協青年部協議会は1日から、若手コメ農家6人のカードを配布する企画「あおもり農業×男子カード」を始めた。カードを全て集めると、県産米の食べ比べセットがもらえる。同協議会の成田啓輔委員長は「米価下落や大雨などで業界が落ち込んでいる。生産者を身近に感じてもらうことで、消費拡大につながってほしい」と期待を込める。
企画は、青森県が配布する「漁師カード」から着想を得た。名刺サイズのカードには、俵を担いだ農家の写真のほか、生産する作物や趣味、愛称などが記載されている。
参加するのは、十和田おいらせ、ゆうき青森、おいらせ、ごしょつがる、相馬村、津軽みらいの6農協の農家。それぞれが所属する農協の本店や直売所で配布するため、全部収集するには6地域を巡る必要がある。
6枚を並べると、裏面にプレゼント応募用のQRコードとキーワードが出現。必要事項を記入して応募した先着10人に「まっしぐら」「つがるロマン」「青天の霹靂(へきれき)」の食べ比べセットを贈る。
合わせて、農家への応援メッセージも募集。県農協青年部協議会ホームページ内のあおもり農業男子のページから送ることができ、抽選で18人に県産米をプレゼントする。
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