Free“新幹線”に酒、グルメ集結 八戸開業20年でイベント
12月1日の東北新幹線八戸開業20周年を記念するプレイベントの第1弾「はちのへエリアのクラフト酒&グルメぐれっとまつり」が28日、八戸市のユートリーで開かれた。八戸圏域の日本酒やワイン、ビールといったクラフト酒のほか、多彩なグルメが提供され、多くの家族連れらが楽しんだ。
関連事業実行委員会が主催。長引く新型コロナウイルス禍で打撃を受けた酒蔵や飲食店の活性化、JR八戸駅周辺のにぎわい創出を目的に開催した。
この日は、ユートリー1階の多目的大ホールを新幹線の車内に見立て、酒やグルメの計19店が出店。ステージイベントや新幹線で使われるワゴンでの販売サービス、駅員によるアナウンスも行われた。
市庁前市民広場で開催された「市庁前青空マーケット」と連携したスタンプラリーも展開され、来場者から好評を博していた。
実行委は今後、ポスターやタペストリーを駅や周辺商店街、市中心街などに掲示し、節目を祝う機運を高める。ほかにも、関係機関と連携した各種記念事業を計画している。