Freeフリー打撃で鋭い打球 光星ナイン、それぞれ調整/夏の甲子園
第104回全国高校野球選手権大会第7日第2試合(12日午前10時半開始予定)で、愛工大名電(愛知)との2回戦に臨む青森県代表の八学光星は10日、大阪府豊中市内の球場でノックやフリー打撃など約2時間の練習を行った。
フリー打撃では、初戦でいずれも2安打2打点と好調だった中澤恒貴や主砲の野呂洋翔らが、相手投手陣を想定した近距離打撃で鋭い打球を連発した。投手陣は洗平歩人主将や冨井翼らがプルペンで約30球を投げ込んだ。左腕渡部和幹らは瞬発系のトレーニングに汗を流すなど、それぞれのコンディションに合わせて調整した。
中軸を担う中澤は「相手投手(有馬伽久)の低めの変化球の見極めが重要になる」と名電を攻略するポイントを挙げ、「チャンスで打てなければ流れが向こうに渡ってしまうので、良い場面で走者を返したい」と意気込んだ。
八学光星ナインは11日、大阪府高槻市内で練習し、大一番に備える。