Free落札総額、2年ぶり1億円割れ 八戸家畜市場で1歳馬競り市
青森県軽種馬生産農協(山内正孝組合長)は5日、南部町の八戸家畜市場でサラブレッド1歳馬の競り市を開いた。税込みの総売り上げ額は9834万円(前年比19・7%減)で、2年ぶりに1億円を割り込んだ。落札率は54・3%(23・7ポイント減)と、過去最高だった前年に比べ落ち着いた取引となった。
毎年この時期に開催。購買者140人が参加した。上場46頭のうち25頭が落札された。前年は3頭だった1千万円台はゼロ。最高値はタイヘイ牧場(北海道新ひだか町)のミッキーグローリー産駒「ルナフェリーナ2021」836万円だった。県産馬の筆頭は荒谷牧場(東北町)の「ネオヴェリーフェズ2021」572万円。
落札額の平均は393万円(2・8%増)で最低は110万円。山内組合長は「牝馬が多く金額は低めだったものの中堅クラスが健闘した。今後も多くの馬が上場され市場が活性化するよう取り組む」と話した。
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