Freeブレイズ、新シーズンへ始動 アジアリーグ9月上旬開幕

今季初の氷上全体練習で、ミニゲームに汗を流すブレイズのメンバー=フラット八戸
今季初の氷上全体練習で、ミニゲームに汗を流すブレイズのメンバー=フラット八戸

アジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズは4日、9月上旬開幕予定の新シーズンに向け、ホームのフラット八戸で今季初の全体氷上練習を行った。選手たちはシュート、パスなどの基本練習やミニゲームなどを通じてスケーティングや実戦の感覚を取り戻しながら、目標のリーグ制覇へ決意を新たにした。

 今季のブレイズは選手がGK4人、DF7人、FW12人の計23人。監督は3季連続で大久保智仁氏が務める。主将はチーム所属14季目を迎えるベテランFW山本和輝(35)に決まった。副主将はFW生江太樹(24)とDF京谷充洋(24)。

 新加入はDF中舘庸太朗(20)=二戸市出身=、GK伊藤崇之(26)=長野県出身=、DF杵渕周真(24)=米国出身=、DFキム・ユンジェ(21)=韓国ソウル出身=、男子世界選手権代表歴10回を誇るベテランFW小原大輔(41)=北海道出身=の計5人。

 初の全体練習には小原、キムを除く選手21人と前主将で今季からポーランドリーグに移籍する人里茂樹(27)の計22人が参加。約1時間にわたって基本技術を確認した。

 新加入の中舘は「スケーティングには自信がある。積極的な攻撃参加でチームに貢献して、地元ファンに夢を与えられるような選手になる」と力を込めた。山本主将は昨季、全日本選手権、ジャパンカップでともに準優勝だったことに触れ、「2冠を狙う。まずは新入団選手と意思疎通を図って、連係を高めていく」と前を見据えた。

 
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