Free地球温暖化対策テーマに 久慈・宇部小で達増知事が出前授業

人型ロボットのパネルに触り、達増拓也知事(左奥)が出題したクイズに答える児童
人型ロボットのパネルに触り、達増拓也知事(左奥)が出題したクイズに答える児童

岩手県の達増拓也知事による地球温暖化対策出前授業が14日、久慈市立宇部小(釜石由仁校長)で開かれた。4~6年生33人が地球の未来を守るために自分たちにできることを考えた。

 県は昨年2月、「いわて気候非常事態宣言」を発表し、2050年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げている。 授業のテーマは「地球への責任―私たちができること―」。人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用して進められた。

 達増知事はスライドを使って地球温暖化の原因、二酸化炭素の排出状況、気候や健康などへの影響を分かりやすく解説した。対策として再生可能エネルギーの利用を挙げ、久慈市で地産地消の取り組みが進んでいることを紹介。「地球温暖化を進行させないために、省エネや節電に取り組もう」と呼びかけた。

 3択クイズも行われ、代表の児童がペッパーのパネルにタッチして回答した。

 終了後、滝澤彩矢(さや)さん(6年)は「地球温暖化について詳しく知ることができた」、滝澤啓光(ひびき)君(同)は「もっと節電できることを知ったので家で取り組みたい」と話した。

 
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