Free就職希望、最少の2645人 青森県内の来春高卒予定者
青森労働局は15日、来年3月に青森県内の高校を卒業する生徒の求職動向調査(今年5月現在)をまとめた。卒業予定者1万468人(前年比4・8%減)のうち、就職希望者は25・3%に当たる2645人。少子化の影響で前年比242人減少し、卒業予定者と就職希望者は共に統計を始めた2003年3月卒業者以来、過去最少となった。
就職希望者のうち、学校や公共職業安定所の紹介(縁故採用や公務員を除く)を求めているのは、2169人(9・0%減)。内訳は県内希望者が1443人(11・1%減)、県外希望者が726人(4・5%減)。県内希望者の割合は66・5%で、1・6ポイント減少した。
職業別では「専門・技術・管理」が360人と最多。「生産工程・労務」が318人、「サービス」が313人と続いた。希望職種未定は17・8%に当たる386人で、同労働局は「7月に県内7カ所で開催予定の企業説明会などで各産業への理解を深めてもらいたい」と話している。
一方、進学希望者は7510人(3・3%減)。卒業予定者に占める割合は71・7%で過去最高となった。
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