Freeからあげグランプリ、青森県内4社金賞 だしにこだわり高評価
日本唐揚協会(東京)が主催する2022年「からあげグランプリ」の北日本スーパー総菜部門で、ユニバース(八戸市)、よこまち(同)、マエダ(むつ市)、紅屋商事(青森市)の4社が金賞に輝いた。いずれも地産地消と県民の健康寿命の延伸をテーマに製造された商品。同協会の八木宏一郎専務理事は「全国で主流になっている、だしを使った唐揚げは青森がトップランナー。やさしい味わいで、ご飯にもお酒にも合う」と太鼓判を押した。
同グランプリは13年目で、スーパー総菜部門は19年に始まった。今回は北日本スーパー部門に23社がエントリー。書類審査を経て、審査員が味や衣など6項目を審査し、県内から応募した4社全てが最高金賞に次ぐ金賞を獲得した。
いずれの商品もだしにこだわっており、ユニバースは八戸産煮干しなど県産品を使用し、よこまちとマエダは県産食材で作っただし調味料「できるだし」や県産リンゴ、ニンニクを活用。紅屋商事は県産大豆・小麦を使用したしょうゆなどを混ぜ込んだ。
10日は各社の担当者が青森県庁を訪れ、三村申吾知事に受賞を報告。三村知事は4社の唐揚げを試食しながら、「皮の部分まで味が染み込んでいて冷めてもおいしい。それぞれ個性があるので、食べ比べして楽しめる」と評価していた。
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