Freeウミネコの親子クッキー 蕪島の節目盛り上げに一役 地元4事業者が共同開発
国内最大のウミネコ繁殖地として知られる八戸市鮫町の蕪島の国天然記念物指定100周年を盛り上げようと、市内の4事業者が共同で、ウミネコの親子をかたどったクッキー「うみねころりん」を開発、販売を始めた。春の観光シーズンが本格化する中、地元事業者ならではの土産品で市内外の観光客らに蕪島をPRする。
企画・開発したのは、同市の蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」、菓子卸業「鈴菓」(鈴木正信代表)、「ポップごと売る本屋さん」として全国から注目を集める「木村書店」のポップ担当及川晴香さん、パティシエ成田咲さん。それぞれの強みを生かし、昨年末ごろから試行錯誤を重ねてきた。
クッキーは添加物不使用。全て成田さんの手作りで、ウミネコの顔も一つ一つ少しずつ違う。成田さんは「お土産をもらった人が蕪島を感じてくれれば」と期待。
「ウミネコよりそうころころクッキー」というキャッチフレーズや、箱のデザインを手掛けた及川さんは、「多くの人に親しんでもらえるよう、ウミネコはころんとしたイラストにした」と、商品に込めた思いを語った。
100周年を記念し、今後、かぶーにゃでは蕪島にちなんだ商品コーナーを充実させる考え。施設を運営する鮫蕪島物産販売合同会社の杉本健一代表は「かわいらしい仕上がりとなったので、ぜひ足を運んでお買い求めいただきたい」とPRしている。
価格はいずれも税込みで、かぶーにゃでは350円。市内の木村書店や「八食センター」や「ラピア」などでは350~400円で販売する。
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