Free公共施設、再開の動き 青森県内、各自治体のコロナ対応
青森県が新型コロナウイルスの感染対策を緩和する方針を示したことを受け、県内の自治体は7日、今後の対応を決めた。
【八戸市】
11日以降、市有施設を順次再開。市体育館や南部山健康運動センターといった一部のスポーツ施設は、個人利用の人数と時間に制限を設ける。市主催の行事やイベントも開催する。
市立小中学校の部活動は日数制限を解き、平常通り行う。練習試合などの対外試合は、市内や近隣市町村の学校に限定した上で、飲食や宿泊が伴わないことを条件に実施できる。
【三沢市】
公共施設の利用と市主催イベントは11日から順次再開。一方、小中学校の部活動とスポーツ少年団については「感染状況を見極める」として、17日まで週3日以内としている現在の対策を継続する。
公共施設は原則として利用制限を解除するが、福祉施設などの一部施設では利用条件に制限を設ける。クラスター(感染者集団)が発生した場合は一時休館などの措置を取る。
部活動のうち、練習試合を含む他校との対外試合は17日まで禁止する。
【おいらせ町】
公共施設は11日から再開。部活動やイベントの制限を解除する。
【六戸町】
公共施設は11日から再開。小中学校の部活動やスポーツ少年団の活動の制限も解除するが、対外試合は上十三地域の範囲内とした。
【東北町】
公共施設は11日から再開。県内在住者の利用に限り、施設ごとに人数を制限する。
【野辺地町】
町民限定で開放していた町有施設は11日から制限を解除する。
【横浜町】
町民以外の町有施設の利用制限について、来月10日まで継続。一方、小中学校の部活動については、活動日数の制限を解除する。
【階上町】
ハートフルプラザはしかみなどの町有施設は11日から再開。階上岳つつじの森キャンプ場は、例年通り5月1日から利用可能とする。部活動や公園施設の飲食を伴う利用なども制限を解除する。