Free健康寿命延伸へ連携協定 タニタとむつ市、県内初
健康支援サービスを展開するタニタヘルスリンク(東京・土志田敬祐社長)とむつ市は22日、市民の健康寿命延伸や健康づくり推進に向けた包括連携協定を結んだ。今後、市内各地に体組成計を置く「計測スポット」を設け、体重や筋肉量などの計測データを分析、評価。スマートフォンの歩数計アプリで体の状態を可視化し、市民の生活習慣改善に役立てる。
同社はこれまで岩手県矢巾町など15自治体と協定を締結。青森県内では同市が初となる。
同市は、2022年度中に市役所とむつマエダアリーナの2カ所に体組成計を設置。日々の計測データを基に、健康につながる行動をするごとにポイントを付与し、地域共通商品券と交換できるようにするなどして、市民の身体活動量向上を目指す。
同日は市役所で協定締結式が行われ、宮下宗一郎市長と土志田社長がオンラインで協定書を交わした。
宮下市長は「むつ市は平均寿命が低迷している。働き盛りの人が亡くなることを少なくしていけたら」と意義を強調。土志田社長は「新型コロナの影響で健康状態が二極化しているというデータがある。健康を取り戻してもらえるよう、お手伝いできれば」と話した。