フリーターの花垣武道は、中学時代の恋人・橘日向が亡くなったことを知る。彼は駅のホームで何者かに突き飛ばされ、12年前にタイムリープしてしまう。
ヒナタの弟・橘直人から、東京卍會についての知識をたたき込まれるタケミチ。彼はタケミチに、佐野万次郎と稀咲鉄太の出会いを阻止するように告げる。
キヨマサにタイマン勝負を挑むタケミチは、ボロボロになりながらも決して倒れようとしない。そこに、マイキーこと東京卍會総長・佐野らが姿を見せる。
ヒナタと幸せな時間を過ごしている最中、間違ってナオトの手を握ってしまうタケミチ。現代に戻った彼は、マイキーに話を聞きたいとナオトに主張する。
12年前、東京卍會で内部抗争が起こり、ドラケンこと龍宮寺堅が死亡したことを知るナオト。ドラケンを救うべく、タケミチは再び過去へと戻ることに。
マイキーとドラケンが争うという情報を信じられないタケミチ。現代に戻ったタケミチは真実を聞き出そうと愛美愛主(メビウス)の総長・長内を訪ねる。
メンバーを引き連れ奇襲を仕掛けてきた長内に、タイマン勝負を挑むパーちんこと林田春樹。しかし圧倒的な強さの長内に、一方的に殴られ続けてしまう。
マイキーとドラケンに対し、2人と東京卍會への思いを涙ながらに訴えるタケミチ。2人を仲直りさせることに成功し、ひと安心するタケミチだが...。
孤軍奮闘するドラケンのもとに駆けつけるタケミチと三ツ谷。さらにマイキーが合流し、安心したのもつかの間、すべてを裏で操っていた黒幕が姿を現す。
刺されたドラケンを担いで歩き始めたタケミチのもとに駆けつけるヒナタたち。救急車の到着を待つタケミチたちの前に、仲間を連れたキヨマサが現れる。
ドラケンを守りきったタケミチたち。半間はマイキーに、まもなく誕生する関東最凶の暴走族連合・芭流覇羅(バルハラ)で自分が副総長になると告げる。
ナオトに連れられ、ヒナタに会いに行くことになるタケミチ。だが、タケミチは自分が何も変わっていないことに気づき、彼女と会うことを拒否してしまう。
ヒナタの葬儀で出会ったナオトに、自分の決意を伝えるタケミチ。ドラケンの行方を追うナオトは、この世界の彼が死刑囚になっていることを突き止める。
新たな参番隊隊長に元・愛美愛主の稀咲を任命するマイキー。稀咲のせいで東京卍會が巨悪化したことを知るタケミチは、その任命式で思わぬ行動に出る。
マイキーから元壱番隊隊長・場地圭介を連れ戻すよう頼まれ、頭を抱えるタケミチ。そんな中、芭流覇羅のナンバー3・羽宮一虎がタケミチを訪ねてくる。
2年前、そろいの特攻服を身につけ、神奈川へツーリングに出かけたマイキーとドラケン、場地たち。そこで一同は、偶然出会った地元の暴走族に絡まれる。
1週間後の決戦を前に、場地を東卍に連れ戻すことの難しさを知って途方に暮れるタケミチ。そんな彼の前に、壱番隊の副隊長を務める松野千冬が現れる。
ドラケンから決戦で起こった悲劇を聞かされたタケミチは、マイキーのことを思って涙を流す。彼は場地を守るという新たなミッションを胸に再び過去へ。
"血のハロウィン"が始まった。次第に押され気味になる東卍だが、この抗争を終わらせたいと奮闘するタケミチの姿が東卍メンバーの心に火をつける。
その場に座り込んでしまったマイキーを見て、とどめを刺そうと殺到する芭流覇羅のメンバーたち。ピンチに陥ったマイキーのもとに、意外な男が現れる。
突然吐血して倒れた場地の姿を見て、一虎を殴り殺そうとするマイキー。未来で聞いた通りに展開する事態を前に、無力感に襲われるタケミチだが...。
2年前、一虎が地元の暴走族ともめていることを知ったマイキー。けんかを仕掛ける大義名分のため、場地は自分たちもチームを作ることを提案する。
タケミチとともに一虎との面会に赴き、マイキーからの言葉を伝えるドラケン。その帰り道、渋谷で電車を降りたタケミチは、ドラケンから家に誘われる。
芭流覇羅が東卍の傘下に入ると聞き、タケミチは驚きを隠せない。しかもその間を取り持ったのが稀咲だと知り、絶望しそうになるタケミチだが...。