Free早期収束へ願い込め「アマビエ」生和菓子を販売/久慈
久慈市の竹屋製菓(嵯峨貞一代表)は、疫病の流行を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」をかたどった和菓子を製造し、市内の店舗で販売している。新型コロナウイルスの早期収束に願いを込める。
伝統的な和菓子の「練り切りあん」で製造。同社工場長の川端博幸さん(51)がデザインを考え、丸みを帯びた形に目やくちばし、髪の毛を付けてかわいらしく仕上げた。和菓子作りの道具を使い、うろこ模様やひれも表現した。
一つ一つ手作りで、1日約50個を販売する。川端さんは「世の中が暗い状況なので、カラフルでかわいらしい見た目にした。少しでも明るい気持ちになってくれたら」と話す。
同市旭町の同社と、道の駅くじ・やませ土風館の店舗で販売中。価格は税込み200円。問い合わせは、竹屋製菓=電話0194(52)3710=へ。