Freeブルーフラッグで医療従事者を応援 八戸のまちぐみ企画

医療従事者へ応援と感謝を伝えようと、八戸市内で青い布のフラッグを掲げる動きが広がり始めている
医療従事者へ応援と感謝を伝えようと、八戸市内で青い布のフラッグを掲げる動きが広がり始めている

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、患者の治療に当たる医療従事者へ応援と感謝を込めた青い光のライトアップが国内外で行われる中、八戸市内では青い布で作ったフラッグを掲げる動きが広がり始めている。
 発案者は、同市の市民団体「まちぐみ」組長でアーティストの山本耕一郎さん。本八戸駅前通りにある事務所前には感謝をしたためた看板も設置し、多くの参加を受け付ける。今後は、同市三日町の「はっち」とも連動して中心街を青で彩ることを目指しており、より大きな運動へ発展させたい考えだ。
 山本さんは世界各地の名所がブルーライトで照らされるのを見て、青い布を掲げる「ブルーフラッグプロジェクト」を考案。青い文字で「医療従事者の皆さんありがとう」と記した看板をフラッグとともに4月24日に設置し、周辺に活動への理解を促す。
 市内では既に、本八戸駅前通り周辺の飲食店や美容室のほかに、市文化教養センター南部会館などにフラッグを設置。投稿サイト「フェイスブック」の山本さんのアカウントでは、協力店の営業時間やテークアウト情報なども紹介している。
 中心街の顔でもあるはっちに設置する計画も進んでおり、より多くの人に活動をPRしていく。はっちの担当者は、「市民とともに行う作品づくりを大事にしてきた。多くの人に活動が広まり、頑張っている人たちへ感謝が伝わってほしい」と意気込む。
 活動を支える青い布や手づくりのフラッグなどは、まちぐみ事務所とはっち前に置かれた寄付ボックスで受け付けており、山本さんは「家での時間が増えている今、一つの過ごし方の提案として、楽しみながらフラッグを作ってみてほしい」と呼び掛けている。医療従事者へ応援と感謝を伝えようと、八戸市内で青い布のフラッグを掲げる動きが広がり始めている

 
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