Freeバスケ東北大会初Vで懸垂幕 八学光星高男子、インターハイへ闘志
八学光星高男子バスケットボール部が、6月22、23日に岩手県一関市で行われた第79回東北高校男女バスケットボール選手権兼NHK杯で初優勝を果たした。青森県勢の男子で東北制覇は1964年の青森高以来、60年ぶり。同校は5日、校舎に懸垂幕を設置して大快挙を祝った。
同部は6月1~3日の県高校総体で優勝し、東北大会へ出場。東北大会では2回戦で山形県1位の羽黒高に逆転勝ちするなど、破竹の勢いで決勝に進出した。決勝では福島県2位・福島東稜高と対戦。前半終了時の9点ビハインドを跳ね返して67―60で競り勝ち、悲願の戴冠となった。
懸垂幕は横70センチ、縦11メートルで越田伊吹主将らが幕を設置。部員43人が8月3日から福岡市で行われるインターハイでの活躍を誓った。
東北大会決勝で23得点と活躍した越田主将は「東北優勝がずっと目標だった。3位だった昨年や、今までの先輩たちの気持ちも背負って挑んだので優勝できてよかった」と喜び、「まだできていない『全国2勝』を達成し、まずは8強に入りたい」と大舞台へ闘志を燃やした。
インターハイの組み合わせは7日に決まる。