Free沼周はやて2年ぶりV/デーリー杯県南50歳野球

【決勝・野辺地ク―沼周はやて倶楽部】7回沼周はやて倶楽部2死満塁、赤坂寿和(手前中央)が二塁強襲のサヨナラ打を放つ=野辺地町運動公園野球場
【決勝・野辺地ク―沼周はやて倶楽部】7回沼周はやて倶楽部2死満塁、赤坂寿和(手前中央)が二塁強襲のサヨナラ打を放つ=野辺地町運動公園野球場

デーリー東北新聞社旗争奪第25回県南50歳野球大会最終日は15日、野辺地町運動公園野球場で準決勝と決勝が行われた。決勝では、沼周はやて倶楽部(八戸市)が野辺地クに14―13でサヨナラ勝ちし、2年ぶり3度目の優勝を果たした。

鋭いスイングでヒーローに/沼周はやての赤坂
 沼周はやて倶楽部が終盤に脅威の粘りを見せ、大量ビハインドをひっくり返して、劇的サヨナラ勝ちを収めた。間英昭主将は「信じられない試合。最後までみんな集中を切らさず、よく頑張った」と笑った。

 中盤までは投手陣の四死球が多く、リズムの悪さが攻撃にも響いた。六回からは「つなぐ意識」を共有し、大振りしない打撃で、地道に得点を重ねた。

 逆転まであと一打まで迫った七回2死満塁の場面で打席に立った赤坂寿和は「自分が試合を終わらせる」意識で鋭いスイング。打球は相手二塁手のグラブをはじき、試合が決まった。

 試合のヒーローとなり、大会最優秀選手にも選ばれた赤坂は「最後の最後でチームに貢献できてよかった。思い出に残る試合だ」と話し、メンバーと優勝の喜びを分かち合った。

 
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