青森県「農林水産力」強化本部は４日、今後の冷え込みで平野部でも霜が降りる恐れがあるとして、臨時農業生産情報を出し、被害の未然防止や軽減を呼び掛けた。東北地方気象台によると、５日朝の冷え込みで降霜の可能性があり、数日間は注意が必要。

　▽水稲＝ハウス育苗では、保温資材で被覆するか暖房器具で加温する。

　▽野菜・花卉（かき）＝暖房器具の加温のほか、被害を受けても回復の見込みがある場合は、早急に葉面散布材などを散布する。

　▽リンゴなど果樹＝防霜ファンが設置されている園地は、ファンの始動温度を２度に設定。著しく低温になったときは、燃焼法を併用する。