十和田市のガーデンキッチン垂穂（たりほ）＝小野美保代表＝が地元産品を使ったピクルス「ＴＩＰ（ティップ）＝十和田インナービューティーピクルス＝」を開発し、２６日に販売を始めた。小野代表は「おしゃれに、カジュアルに、ヘルシーに。ライフスタイルに寄り添う商品」とアピールしている。

ＴＩＰは、働き盛りの世代は健康に関する知識や情報があっても、野菜などを十分に摂取できていないとの調査結果があることから、「大人のカジュアルピクルス」をコンセプトに昨年５月に開発に着手した。

「地元においしい野菜がたくさんあることも知ってほしい」との思いを込め、原材料には同市産のゴボウ、ニンジン、ズッキーニ、コリンキー、大豆を使用。リンゴ酢とのバランスを整えたスパイシーな味わいに仕上げた。

開発には、市の補助事業を活用。商品の製造は五戸町の「カマラードの家」が担う。ラベルは同市のデザインユニット「字と図」が手がけ、南部菱刺しの模様をあしらった。

小野代表は「朝昼晩の食事だけでなく、お酒のお供や腸活にもぴったり。たくさんの人に食べてほしい」と話している。

１袋２４０グラム入りで、税込み７５６円。ガーデンキッチン垂穂のほか、道の駅とわだ「とわだぴあ」で取り扱う。