Free5人の力で「新!ごぼうピザ」 八戸商高生が考案、限定販売
八戸市で生鮮食料品を販売するスーパー「やまはる」(中野正信社長)は18日、八戸市の旭ケ丘店で、八戸商業高商業科3年の5人が考案した「新!ごぼうピザ」を数量限定で販売する。ゴボウを生地に練り込むなどした一品で、5人は「風味がちょうど良く、誰でもおいしく食べられる」とPRしている。
5人は課題研究の一環で、生産量が日本一を誇る県産ゴボウに着目。新商品の開発で消費量拡大を目指すことを目標に設定し、具材として使うことが珍しいピザのレシピ開発に挑んだ。
練り込んで風味を生かしたり、具材をきんぴら風にしてシャキシャキした食感を残したりして、苦手な人でも食べやすいように工夫を施した。
9月に同社にレシピを持ち込んだところ、商品化を快諾。限定品として販売することが決まった。
今月16日には試食会を実施し、5人は味わって出来を確認した。班長の白鳥蒼生さん(18)は「このピザにたどり着くまで苦労したので、頑張った成果をぜひ食べてほしい。ゴボウを好きになって、消費拡大につながるとうれしい」と話していた。
ピザは直径約18センチ。価格は1枚1058円、ハーフ537円(共に税込み)。計20枚分の数量限定。販売は午前11時半から。