Free地元企業の強み、魅力紹介 三沢商高で企業説明会

企業の担当者から自社製品の説明を受ける生徒(右側)=13日、青森県立三沢商業高
企業の担当者から自社製品の説明を受ける生徒(右側)=13日、青森県立三沢商業高

青森県立三沢商業高(三浦真校長)で13日、合同企業説明会「企業PRイベント」が開かれた。2年生約120人が地元企業の業務説明などを受け、将来の仕事に対する意識を高めた。

 説明会は県の主催。高校生に地元企業の魅力を発信することで、将来的な県内定着を目的とする。主に実業系の高校を対象とし、本年度の開催は3校目。

 この日は、食品スーパーやホームセンター、食肉加工会社など県南地方を中心とした企業25社が参加。担当者が事業内容や自社の強みなどを生徒に紹介した。質疑応答では、生徒から給与や仕事のやりがいなどに関する質問が寄せられた。

 同校の進路状況は例年、卒業生の約4割が就職で、うち6割以上が県内で勤務しているという。現段階で就職を希望している磯谷旺介さん(17)は「細かい部分まで知ることができて、進路のためになる時間だった。働いていて、楽しいと思える企業に就職したい」と真剣な表情で語った。

 
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