青森県内を中心とした８種類のアウトドアサウナやご当地グルメを楽しめる「青森サウナフェス」が９、１０の両日、青森市のモヤヒルズで開催される。サウナを通して青森の魅力を発信しようと、県内の愛好家たちが初めて企画。発案者の一人である冨岡未希さん＝むつ市生まれ、八戸市育ち＝は「日本最大級と言っていい個性豊かなサウナ出店者が集まった。五感が研ぎ澄まされた状態で青森の大自然を満喫してほしい」とＰＲする。

　フェスには、五戸町のサンライズエンジニアリングが展開するアウトドアブランド「フェニックスライズ」のサウナトレーラー、八戸銭湯オールウェイズのバレルサウナ、冨岡さんが代表を務める青森市の「Ｕｎｉｔｅｄ　Ａｏｍｏｒｉ」のサウナカーなど、県内７出店者と東京１出店者が集結。青森ヒバのロウリュや県産リンゴを浮かべた水風呂を用意しており、青森らしいサウナ体験ができる。

　汗をかいた後に心身が整った状態で楽しめる「サウナ飯」も充実。東通牛の串焼きや十三湖産のシジミ料理、煮干しタコ焼き、クラフトビールなど、県内から９店舗が出店する。

　冨岡さんは「初心者の方も気軽に楽しめるフェスになっている。青森の良さを感じながらリフレッシュしてくれれば」と話す。

　時間は各日午前９時半～午後５時半。入場無料だが、サウナ利用は２時間３７００円で事前予約が必要。予約、問い合わせは冨岡さん＝メールアドレスunitedaomori37＠gmail.com＝へ。