Free公共交通の積極利用呼び掛け 南部バス労組が街頭活動/八戸

公共交通機関の積極的な利用を呼び掛ける組合員(右)=15日、八戸市内
公共交通機関の積極的な利用を呼び掛ける組合員(右)=15日、八戸市内

岩手県北自動車南部支社(八戸市)の従業員らで組織する、私鉄総連南部バス労働組合(間山正茂執行委員長)は15日、八戸市中心街で街頭活動を行い、市民らにバスやタクシーなど公共交通の積極的な利用を呼びかけた。

 私鉄総連が全国で実施している統一行動の一環として毎年実施しており、この日は組合員ら約10人が参加。公共交通の利用が、二酸化炭素排出量の削減にもつながることから「環境にやさしいバスやタクシーの利用をお願いします」などとアピールしながら、ウェットティッシュを配った。

 間山執行委員長によると、新型コロナウイルスの5類移行により、公共交通の利用者は回復傾向にある。一方で、近年は運転手のなり手不足が深刻であることから「積極利用してもらうことで給与体系などが良くなれば、課題解決にもつながってくる」と話した。

 
お気に入り登録