Free八戸前沖ふぐ味わって 10日から「ふぐ福まつり」
八戸市の料理人らで組織する八戸日本料理業芽生会(竹中亨考会長)は、10日からイベント「第10回八戸前沖ふぐ福まつり」を開催する。八戸、青森両市の10店舗で、八戸前沖で漁獲した天然トラフグを使ったコース料理を提供する。6月24日まで。
ふぐ福まつりは、北三陸で春から初夏にかけて、上質な天然トラフグが水揚げされることに着目。地産地消につなげようと、2014年から始まった。
参加店は、八戸市の▽割烹金剛▽割烹銀波▽素材礼賛丹念▽串と季節の料理おはな▽魚食家きんき▽裏町しはん▽鮨・日本料理ぼてじゅう▽八戸パークホテル内レストランアゼリア―の8店。青森市の▽ふぐ・四季料理白樺▽お料理菜のはな―の2店。
1人前6600円、8800円、1万1千円(それぞれ税込み)のコース料理のほか、一部店舗は独自の価格設定でオリジナルコースも用意する。事前予約が必要。
また、同会が「八戸ふぐの日」に制定した今月29日には、八戸パークホテルで特別企画「八戸前沖ふぐを愉(たの)しむ夕べ」を開催。福岡市博多区の名店から総料理長をゲストに招き、多種多様なフグ料理を一度に堪能できる。料金は1人1万8千円。
8日に八戸市内で記者会見した竹中会長は「イベント期間は、新鮮なフグ料理を手頃な価格で楽しめる。八戸にフグ食文化の歴史をつくるため、今後も継続して活動したい」と意気込みを示した。
予約や問い合わせは各店舗へ。