久慈市は６日、三陸沿岸道路久慈北インターチェンジ付近で整備を進める道の駅「いわて北三陸」について、４月１９日正午にオープンすると発表した。岩手県内で３６番目の道の駅で、久慈地域４市町村の魅力と情報を発信するゲートウェイとしての役割を担う。

　新たな道の駅は同市夏井町に建設中。敷地面積は１万５０２６平方メートルで、延べ床面積は２２９５平方メートル。情報提供、休憩、飲食、物販、イベントの各スペースを設け、高さ約５メートルの室内大型遊具を設置する。敷地内にはガソリンスタンドも併設する。

　オープン当日は午前１０時から式典を開催予定。遠藤譲一市長は６日の定例記者懇談会で「地域の産業振興や観光振興の起爆剤にしたい。たくさんの方にお越しいただけるよう、さまざまな事業や企画を考えていく」とアピールした。

　市はこのほか、道の駅の敷地内に整備される「イシツブテ公園」が４月２８日に開園すると発表した。

　公園は、アニメやゲームで人気の「ポケットモンスター」のキャラクターをモチーフに造られており、ブランコなどの遊具が設置される。午後１時半からの開園式の後、一般開放となる。