Free賃上げ実現へ気勢 連合青森、23年春闘で集会
連合青森(塩谷進会長)は4日、2023年春闘の労使交渉の本格化を前に、青森市で総決起集会を開いた。月額1万3200円(増加率6・0%)程度の賃上げ実現や雇用形態間格差の是正などに向け、オンラインを含む参加者約250人が気勢を上げた。
今春闘では、物価高を背景に労使共に賃上げの必要性を認識する一方、経営基盤の脆弱(ぜいじゃく)な内需型の中小企業が多い青森県内で、賃上げの動きがいかに広がるかが焦点となる。
集会には立憲民主党県連の升田世喜男代表代行や県民社協会の竹山美虎事務局長らも駆け付けた。
あいさつで塩谷会長は、個人消費の抑制で企業の業績が悪化すれば、経済の悪循環に陥る可能性がある―と指摘。「将来のためにも、人への投資にこだわった交渉を粘り強く進め、賃上げの社会的うねりをつくってほしい」と呼びかけた。
最後は賃上げの要求目標などを盛り込んだ集会アピールを採択。参会者全員で「頑張ろう」を三唱し、団結を確認した。
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