Freeバレンタイン限定「チョコ九戸(きゅーと)」 村と小松製菓(二戸)コラボ

限定販売の「チョコ九戸」をアピールする澤口慶太課長(右)と福島多恵さん=25日、九戸村
限定販売の「チョコ九戸」をアピールする澤口慶太課長(右)と福島多恵さん=25日、九戸村

第3セクターの九戸村総合公社(代表・晴山裕康村長)は、村をPRするお菓子「チョコ九戸(きゅーと)」を開発した。小松製菓(二戸市、小松豊社長)の「チョコ南部」を、村ならではのデザインをあしらった箱に詰めた。バレンタインデー向けに27日から限定1千個を販売する。

 チョコ南部はせんべいを砕いてミルクチョコでコーティングし、甘塩っぱい味とサクサクした食感を楽しめる人気商品。公社側が九戸にちなんだパッケージで製造できないか同社に打診していた。

 箱のデザインは村地域おこし協力隊の福島多恵さん(24)が手がけた。「九戸(きゅーと)」には「キュート」や「恋のキュー(九)ピッド」の意味が込められ、村の民話に登場する怪鳥「オドデ様」をキューピッドに見立てたかわいらしい絵柄が特徴だ。

 25日に村内で開いた商品発表会で、同社の澤口慶太営業2課長(37)は、「商品で地域を盛り上げるために、微力ながら貢献したい」と強調。福島さんは「箱にはメッセージを書ける欄も設けたので、恋人や大切な人への思いを込めて贈ってほしい」と話した。

 1箱8個入りで税込み500円。村の産直施設「オドデ館」や二戸市の「なにゃーと」などで販売する。問い合わせは村総合公社=電話0195(42)4400=へ。

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